Archive for将棋

「コンピュータは七冠の夢を見るか?」第4回は探索

将棋世界 2010年 04月号 [雑誌]

月刊将棋世界の連載「コンピュータは七冠の夢を見るか?」の第4回は、探索をテーマとして4月号に掲載されました。実際の局面を例題にして、将棋を指す人がイメージしやすいように説明されているのはこれまでと同じ。コンピュータがどのように探索を実行するか、枝刈りの工夫や課題は、といった話題を採り上げています。

コンピュータ将棋が七冠の夢を見ている現代では忘れてしまいそうな、指し手を絞ることの難しさや、水平線効果が主題になっており、このあたりはコンピュータ将棋開発者ならおなじみの課題、といったところでしょうか。ところで、「パスによる枝刈り」はアルファベータ枝刈りのアルゴリズムが前提なのですが、今回の6ページにはその部分は含まれませんでした。このあたりは次回以降のお楽しみかもしれません。

コラムでは、マルチコアの技術が紹介されています。有名な「√N仮説」で並列探索の難しさが説明されていますが、最近はもっと効率を上げている、という声もあり、ここは議論を呼びそうです。

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「コンピュータは七冠の夢を見るか?」第3回は学習の課題

将棋世界 2010年 03月号 [雑誌]

月刊将棋世界の連載「コンピュータは七冠の夢を見るか?」の、第1回第2回に引き続く、3月号掲載の第3回の紹介です。今回は、2月号の第2回における「ボナンザメソッド」による評価関数の学習の成果を評価する内容から一転、学習の課題を採り上げています。

記事中で紹介されているとおり、「丸山スペシャル」は、第15回世界コンピュータ将棋選手権の実戦に現れたものです。世界コンピュータ将棋選手権の棋譜は、当協会のコンピュータ将棋 各種大会 棋譜集で入手することができます。丸山将棋は、この特殊な戦法を第15回選手権の2次予選で3局試み、1勝1敗1千日手の結果を残しています。なお、この指し方が世界コンピュータ将棋選手権で最初に現れたのは、第7回選手権予選のスーパー将棋 - IS将棋戦です。この棋譜も棋譜集のページで入手できますので、興味のある方はごらんください。この指し方を最初に考案し、世界コンピュータ将棋選手権実践したのは、スーパー将棋の開発者の黒田久泰さんですので、そのことにこだわるなら、この指し方は黒田スペシャルと名づけるべきかもしれません。

今回の記事は、161ページの図など、いささか極端と思われる局面で誤った形勢判断をしてしまう、というコンピュータ将棋の問題点を指摘しています。これらの課題を克服できなければ、コンピュータが人智に勝つことはできない、ということが、丁寧に説明されています。

記事では、GPS将棋が指し始めた新しい囲いや、floodgateの紹介も紹介されています。


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大商大シンポにてコンピュータ将棋VS人間

来週2/6(土)、大阪商業大学アミューズメント産業研究所大阪商業大学の開学60周年を記念して開催するシンポジウム「頭脳スポーツと教育 -ブレインスポーツ冬の陣-」にて、コンピュータVS人間による将棋の公開対局が行われます。対局するのは激指と、アミューズメント産業研究所研究員でアマチュア強豪としても知られる古作登さんです。

同時にコンピュータ囲碁と囲碁棋士との公開対局も行われます。脳の研究が主軸となっているシンポジウム。事前申込が必要で先着300名受付とありますが、まだ募集が〆切られたとの表示はありませんので、興味のある方は問い合わせてみられてはいかがでしょう。会場はユニバーシティホール蒼天。入場無料。

第20回世界コンピュータ将棋選手権の申込〆切は明日1/31(日)です。お忘れなきよう。

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第20回世界コンピュータ将棋選手権 募集〆切迫る

第20回世界コンピュータ将棋選手権の〆切が今週末、1月31日(日)に迫っています。強豪や常連の中にもお申し込みがまだのチームがありますので、お忘れの場合はお早めに手続きを。お申し込みはこちらです。

前回記事リリース後、公開参加表明がありましたので、追記しました。皆さんのご参加をお待ちしております。

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第20回世界コンピュータ将棋選手権 参加者募集中

当ブログでは募集開始時のタイミングを逸してしまいましたが、現在、第20回世界コンピュータ将棋選手権への参加者を募集中です。申込受付は今月末まで。あと一週間となっております。

開催要項はおおむね前回と同様ですが、多少の変更があります。主な変更点は以下の通りです:

  • 開催日時が5月2日(日)~4日(火、祝)と一日早まっています。
  • 手続き上では、「アピール文書」の提出を推奨しています。
  • 使用可能ライブラリのルールは今回も採用されますが、「分家」の制限規定が設けられています。

詳しくは、第20回世界コンピュータ将棋選手権のページの「前回に参加された方へ」の項を参照してください。また、CSAサーバ プロトコルがバージョン1.1.3にマイナーアップデートされていますが、本質的な変更点はありませんので、プログラム変更などの対応は必要ありません(末尾の改訂履歴をご参照ください)。さらに、世界コンピュータ将棋選手権出場クライアントに対応していただくこともバージョン1.1.4にマイナーアップデートされています。こちらでは、IPアドレスの設定方法の若干の変更と、中断再開テストに関する項目の追加が行われています(末尾の改訂履歴をご参照ください)。

最後に、現時点での公開参加表明を紹介しておきます。参考になることもあるかと思います。(1/29注: 追記しました)

引き続き、参加のお申し込みをお待ちしております。

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